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  • 執筆者の写真Kaisei

【特集】2泊3日ホーチミン旅行 - モデルコース(ベトナム戦争編)

Hello, world!

世界の皆さん、こんにちは。


ベトナムの地元のカフェや屋台で座っていると、フルーツや日用品、宝くじなどを押し売りしてくる老人がいますが、先日ホーチミン市内のローカル店で食事をしていると珍しいサービスを行っている人を見つけました。


それは、スマホの画面カバーを交換するサービスです。路上で靴を磨いてくれるサービスはよく見かけますが、極めてニッチなサイドビジネスをしている人は初めてでした。


その男性が持っているカゴの中にはアップル製からサムスン製など、いろんな機種に対応できるように何種類もの画面カバーの在庫が入っていました。

案の定、私たちのところにも来てセールスをかけてきたので話を聞いていると、どうやら彼と年齢が同じでした。左手の薬指には指輪もついていました。


私のスマホの画面は確かに傷がついているもののまだ張り替えるほどではないと思いながら使い続いてけましたが、同い年の彼がこうして足で稼いでいる姿を見てつい交換をお願いすることにしました。


張り替えは5分ほどで終わり、一枚15万ドン(約950円)で、気泡が入ることなく綺麗に仕上げてくれました。


「飲食店の店内でスマホカバーを交換する男性(写真:Kaisei World)」の写真
飲食店の店内でスマホカバーを交換する男性(写真:Kaisei World)

さて、前段が長くなりましたが、前回に続き2泊3日の限られた滞在日数でも絶対に行きたいホーチミンのスポットをご紹介させていただきます。


今回のご紹介するスポットのテーマは、「ベトナム戦争」です。

渡航する前に、およそ50年前にベトナムで何が起きていたのかを知っていれば、滞在中はまた違った視点からベトナムを味わうことができるかもしれません。



1分でわかる!「ベトナム戦争」

ベトナム戦争は、当時南北に分断していた社会主義陣営の「ベトナム民主共和国(北ベトナム)」と、社会主義思想の拡大を阻止したい資本主義陣営の「ベトナム共和国(南ベトナム)」との間で勃発した争いで、冷戦中に起こった米国とソ連の代理戦争とされています。


資本主義国の息がかかった南の同胞を解放するべく立ち上がった反米思想の「南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)」によるゲリラ戦にアメリカは疲弊し、長期化した無惨な戦争に苛立ちを見せた世論の反発によってベトナムから撤退したことで、アメリカは事実上の敗北となりました。


その後、1975年に「北ベトナム」が「南ベトナム」の首都サイゴン(現在のホーチミン)を陥落したことで、北ベトナム政権が勝利し、現在の「ベトナム社会主義共和国」が誕生しました。



目で知る「ベトナム戦争」 戦争証跡博物館


1975年に開館した戦争証跡博物館は、2018年に旅行情報サイトを運営するトリップアドバイザーによって「世界の博物館トップ10」にも選ばれ、ルーブル美術館やメトロポリタン博物館と肩を並べる施設なのです。


3階建ての本館と別館、屋外展示に分かれており、ケットを購入してゲートを通るとまず目に入ってくるのは、アメリカ軍が当時使用していた戦闘機や戦車などです。

その奥にある本館の1階には、枯葉剤の散布や長期化する戦争に反対する世界各国の報道記事や市民運動の様子が展示されいます。

2階、3階に上がると、アメリカ軍の捕虜になったベトコンを撮影した写真や、ライフル銃や地雷などの兵器がを見ることができます。


広島の原爆資料館や沖縄の平和祈念資料館に行くと、白黒写真からでも当時の悲惨な現状を色濃く映し出し、原爆による被害の大きさや人類の残虐さに改めて気付かされるかと思いますが、一方の1970年代初頭に勃発したベトナム戦争の時代にはすでにカラー写真が普及しており、ここには言葉では表すのが難しいほど生々しく当時を記録した写真が多数展示されています。


つい目を背けたくなりますが、これが人間が起こした現実であり、この国で起きた事実であることを突きつけられます。博物館を見て回った後は、高層ビルが立ち並ぶ経済発展が著しいホーチミンの街も少し見え方が変わるかもしれません。



<詳細情報> War Remnants Museum

  • 営業時間:午前7:30〜午後5:30/ 月曜日〜日曜日

  • 入場料:40,000 VND(約250円)/人

  • 所要時間:90分程度

  • 所在地:Phường 6, District 3, Ho Chi Minh City 700000 (※空港から車で約25分)



2. 肌で知る「ベトナム戦争」 クチトンネル


ホーチミン市の北部に位置するクチ地区には、戦時中にベトコン兵が身を潜めてアメリカ軍との激戦を繰り広げた全長200キロにもおよぶ無数の地下道が現存していて、ホーチミン旅行で定番のスポットの一つです。


ホーチミンの中心地から車でおよそ1時間で、市内からバスで行く半日ツアーは一人あたり約2500円から2800円で参加することができます。

ツアー会社によっては日本語が話せるガイドもいて、1人でも参加可能な少人数ツアーもあるので一人旅行の人にも安心です。


入り口の高さが1メートルにも満たないトンネルの中は、複数の地下道に枝分かれしていて、作戦室や医務室だけでなく、キッチンや寝室など住環境が整っています。

現在は観光スポットとして整備されているのでトンネル内には電灯が付いていますが、灯が届かない場所は真っ暗で、自由に身動きができない狭くて暗いこの空間で当時の人たちが暮らしていた様子を味わうことができます。


この公園内には、アメリカ軍の輸送機C-130や、ナパーム弾の残骸、土壁でできた住居なども展示されています。

また、本物の銃の射撃体験をすることもでき、ライフルやマシンガンなど大小全11種類の中から選び、銃弾1発あたり6万ドン(約280円)で、5発から購入することができます。



<詳細情報>

Cu Chi Tunnels

  • 営業時間:午前7:00〜午後5:00/ 日曜日〜土曜日

  • 入場料:125.000ドン(約790円)/人

  • 所要時間:120分程度

  • 所在地:02 Công xã Paris, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh (※空港から車で約90分)



皆さん、いかがでしたでしょうか?

ベトナム滞在中、戦争で手足を失った人や、枯葉剤の影響を受けて生まれてきた子どもなどを町で見かけることがあるかもしれません。

若者をはじめ、地元のベトナム人ですら戦争への関心が薄れてきているという話を聞いたことがありますが、戦争という歴史的側面から戦争から発展し続けるベトナムを味わうのもいいかもしれません。

それでは、Good luck!

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