旧暦の正月にあたるテトを来月初旬に迎えたベトナム各地では、テト仕様に街が装飾され、テトに関連するイベントが開催されている。
ホーチミン市1区にあるレーヴァンタム公園で18日(木)、ホーチミン市観光局とベトナ料理文化協会の主催でテトのイベントが開催された。
同公園はピンク色の教会として人気のあるタンディン教会から徒歩で5分のところにあり、3日目の20日(土)は地元の人たちや外国人旅行者など多くの来場者で賑わった。
4日間にわたるこのイベントでは、ベトナムの伝統料理を提供する屋台や特産品を販売する店、ベトナムの食品メーカーが自社の調味料を使って実演販売するブースなど150以上が出店している。
また、公園の中央にあるステージでは音楽イベントも催され、19日(土)の午後7時半から人気ラッパーのDouble 2Tなどの出演が予定されている。
イベントは21日(日)まで開催される。
今年のテトは、2月8日(木)から14日(水)で7日間である。ベトナム人にとってテトは一年を通して最も重要なイベントで、普段は離れて暮らす田舎の家族や親戚との時間を過ごすために彼らは故郷に帰省する。長い人では2週間以上の休暇を取る人も珍しくなく、普段は賑わいをみせるホーチミン市内やハノイの市街地でもテト期間中は休業しているレストランも多くなる。
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