水産資源の回復を図るため、中部クアンガイ省近郊の沖合102海里で一時的に漁業の禁止が提案されている。
リーソン島の南の海域やビンフー沖、ビンチャウ沖などが今回、省所轄の農業農村開発局による提案の対象となっている。
一時的に漁業禁止の対象となる海域は計約3万5000ヘクタール(102海里)で、沿岸地域の12%以上を占める。
クアンガイ農業部門は同省に対し、ビンソン区にサンゴ礁や海藻、絶滅危惧種を保護するためのガンイエン水産物資源保護区を設けることを提案した。
同農業部門はまた、沿岸地域を対象に5月1日から30日までの1か月間の航行を禁止をするとともに、3月1日から5月30日までの3か月間は過度な漁獲目的の航行を禁止することを提案した。
同省は、市場価値が高い品種や、在来種や絶滅危惧種を毎年繁殖させ、特に珊瑚礁の回復に取り掛かる。
農業農村開発局によると、クアンガイ海域には36種の絶滅危惧種を含む1,298種の生物が生息しているという。持続的な漁獲量は約8万3600トンで、そのうち沿岸地域では2万8000トン以上が水揚げされる。しかし、毎年、実際の漁獲量は9万1000トンを超え、そのうち4万8000トンが沿岸海域からである。
【翻訳記事:KAISEI】
VnExpress/By Pham Linh November 10, 2023 | 07:48 am GMT+7/Temporary fishing ban proposed in central Vietnam sea regions
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