来月ハノイで開催予定の日本文化フェスティバルで、ベトナム人と日本人のシェフによる両国の屋台料理をユニークに融合させた料理を提供する予定だ。
在ハノイ日本大使館によると、日越外交関係樹立50周年記念の今年、両国の食文化を促進する屋台料理の取り組みを実施する予定という。
このプロジェクトでは、2名のベトナム人と1名の日本人シェフたちが、両国の伝統的な加工方法と食材を掛け合わせて料理の一体感を出す。
この6つのオリジナル料理は実行委員会のウェブサイト(https://jp-culinaryfes.vn)で紹介されるとともに、投票も行われる。
日本のベトナム料理研究家の伊藤忍氏は、お好み焼き風味の焼きライスペーパーと魚醤風味のおにぎりという、シンプルな食材を使った2つの料理を紹介する。
2人のベトナム人シェフ、フィン・タイン・ラム氏とグェン・バ・フオック氏は、スパイシーなソースがけのタラとスイートポテト、スズキのサンドイッチ、レンコンの天ぷら、スパイシーな味噌ソースをかけた鶏肉の串焼きなど、ベトナムの人気屋台料理に日本風味を組み合わせた料理を披露する。
3人のシェフが作った6つの料理のうち、最も投票が多かった3つの料理は、来月ハノイで開催される日本文化フェスティバルで提供される予定だ。
さらに主催元は、6つの料理のレシピとシェフによる調理方法を解説した電子書籍を無料で配布する。
主催元は、この料理を共有し合うイベントとレシピの紹介を通じて、両国の人々がこれらの料理を堪能できると同時に、いつの日かこれらの料理が両国の家庭に並ぶことを願っているという。
日本文化フェスティバルは11月12日にハノイで開催し、さまざまなユニークな文化や料理、音楽交流が予定されている。
【翻訳編集:Kaisei】
VnExpress/ October 21, 2023/ 08:36 pm GMT+7/ Vietnam - Japan street food program to take place next month
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