木曜日の午後に熱帯暴風雨がベトナム中部を襲うと予測されているため、ダナン市当局はソンチャ半島の観光活動を一時中止し、一方のクアンビン省は一時的に空港を閉鎖している。
ソンチャ半島管理委員会の公式フェイスブックによると、旅行者の安全を確保を目的に同半島での遊泳と娯楽活動は水曜日から禁止され、追って通知があるまでこの停止措置は継続される。
ダナンの中心から北に10キロ離れた場所に位置するソンチャ半島は、絶滅危惧種であるアカアシドゥクラングールの世界最大の生息地がある。また、同半島には、海を見渡すリンウン寺院などの仏教遺跡もある。
火曜日以来、ダナンの多くの地域で大雨が降り、降雨量は最大150ミリに達した。
熱帯低気圧は木曜日の早朝に暴風雨に発達し、最大風速は時速74キロに達した。同日遅くにはクアンビン省とクアンチ省の間に上陸すると予想されている。
ユネスコ世界遺産のフォンニャ・ケバン国立公園や世界最大のソンドン洞窟があるクアンビン省は、木曜日の午後3時から午後10時までドンホイ空港を閉鎖すると発表した。
クアンガイ省の人気観光地、リーソン島への船便も欠航された。
【翻訳編集:Kaisei World】
原文:VnExpress/ Da Nang suspends tourism on peninsula, Quang Binh closes airport as storm approaches/ By Hoang Phong September 19, 2024 | 10:13 am GMT+7
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