ベトナム 外国人に住みやすい都市

直近のランキングによると、北部ハノイと南部ホーチミン市は、そのユニークな文化的魅力と　潜在的な経済市場により、海外駐在員にとって最も住みやすい東南アジア8都市に選ばれた。

世界的な税務・投資コンサルタント会社ノマド・キャピタリスト（Nomad Capitalist）によると、ハノイは7位にランクされ、バンコクやシンガポールのような商業化が進んだ都市とは異なり、文化的に豊かな体験を求めるノマド（遊牧民）にとって東南アジアで「過小評価された」宝石と評されている。

ハノイのトレインストリートにあるカフェ（写真：Pexels/Nguyen Ngoc Tien）

首都の本来の魅力と古い建物は、文化に浸りたい人々にとって魅力的であると付け加えた。

ホーチミン市は、900万人以上の人口を抱えるこの都市に定住するのにバックパックとノートパソコンだけで十分なデジタル遊牧民にとって人気の目的地として第3位を獲得した。

ホーチミン市では、発展したショッピング施設や高評価のレストラン、豪華なアパートメントなど、手頃な価格の商品やサービスが提供されている。

「1区には、新鮮なアジア料理から外国人が経営するハンバーガー屋、スカイバーのナイトライフまで、西洋人が望むものがすべて揃っています。」

ホーチミン市内に架かる橋（写真： Pexels/Quang Nguyen Vinh）

ハノイとホーチミン市は、ともに東南アジアで急成長している都市の一つであり、地域の経済大国としてベトナムへの関心の高まりを反映している、と同紙は述べた。

同社はさらに、コスト上昇を相殺するために企業が中国から他国へ移転していることで、ベトナムがさらに理想的な場所になっていると付け加えた。

「ベトナムは今後も投資先として最も有望なフロンティア市場の一つであり続けると信じている。」

マレーシアのクアラルンプールは、英語を話す人口、整備された交通の便、質の高い生活が高く評価され、最高の外国人居住地としてリストのトップにランクされた。

ランキングに掲載されている他の都市には、シンガポール、バンコク、マニラ、香港、バリ島などがある。

ノマド・キャピタリスト（Nomad Capitalist）は、海外からのアクセスのしやすさ、効率性、利用可能なサービスの多様性、ライフスタイルの選択肢、旅行の接続性などの要素に基づいてランキングを作成した。

【翻訳編集：KAISEIWORLD】 原文：VnExpress/ Hanoi, HCMC among 8 most livable cities for expats in Southeast Asia/ By Dat Nguyen February 9, 2025 | 06:42 am GMT+7

https://e.vnexpress.net/news/business/economy/hanoi-hcmc-among-8-most-livable-cities-for-expats-in-southeast-asia-4846409.html