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ベトナム トラベルスポット

ベトナムは東南アジアに位置する国で、58の省と5つの中央直轄市から成り立っています。日本と同じく南北に細長い地形をしており、各地域にはそれぞれ独自の歴史や文化が根づいているため、旅を通してまったく異なる雰囲気や暮らしを体感できるのが、ベトナム旅行の大きな魅力のひとつです。

また、日本からのフライトはおよそ5〜6時間とアクセスも良く、近年では格安航空会社(LCC)の定期便も増え、若者や個人旅行者からも人気の高い旅行先となっています。

そんな魅力あふれるベトナムを、今回は「北部・中部・南部」の3つのエリアに分けてご紹介します。

Da Nang

Hanoi

Ho Chi Minh City

ホーム トラベルスポット

ベトナム北部

ハノイ

ベトナム北部に位置するハノイは、言わずと知れたこの国の首都であり、政治・文化の中心地です。市内には中央政府の庁舎や各国の大使館が並び、街全体にどこか厳かな空気と歴史の重みが漂っています。

その一方で、ハノイは単なる「お堅い首都」ではありません。
市民の憩いの場であるホアンキエム湖周辺では、早朝の太極拳や夕暮れ時のカラオケ大会、スピーカー片手に踊る若者たちの姿が見られ、まるで昭和の日本を思わせるようなノスタルジックな風景が広がります。

歴史観光では、ベトナム建国の父・ホー・チ・ミン主席の霊廟をはじめ、タンロン皇城跡(世界遺産)や、フランス植民地時代の影響を受けた建築群など、東西文化が交差する独自の魅力を感じられます。

ハノイは、「厳格さ」と「素朴さ」、「伝統」と「現代」が不思議なバランスで共存している、ベトナムの懐の深さを象徴するような街です。

ハノイのホーチミン廟

ベトナム中部

ダナン

中部に位置するダナンは、ベトナム第3の都市でありながら、都市の中心部からわずか数分でアクセスできる美しいビーチを擁する、人気のリゾート地として知られています。
近年ではリゾート開発も進み、世界各国からの旅行者が訪れる国際的な観光都市へと変貌を遂げつつあります。

ダナンが注目される理由は、その立地の良さにもあります。車で数時間圏内には、ベトナム最後の王朝が栄えた古都フエや、日本との歴史的なつながりを持つホイアン旧市街(世界遺産)など、歴史的・文化的価値の高い観光地が点在しています。

そのため、ダナンは“滞在型旅の拠点”としても非常に優れており、海でリラックスした翌日に文化探訪へ、という旅のアレンジがしやすいのも大きな魅力です。
南国の空気と都市機能が絶妙に融合した、まさに“いいとこ取り”の街。それがダナンです。

ダナンのドラゴン橋

ベトナム南部

ホーチミン市

南部に位置するホーチミンは、ベトナム随一の経済発展都市です。
町の中心部には高層ビルが立ち並び、欧米をはじめとする多国籍企業、さらには日本を代表する有名企業も多数進出しており、アジアの中でも成長著しいビジネスハブとして注目を集めています。

一方で、かつてフランスの植民地だった名残も色濃く残っており、中央郵便局やサイゴン・オペラハウスといった19〜20世紀のコロニアル建築が街の随所に点在しています。
このような近代都市と歴史的建造物が共存する風景は、ホーチミンならではの魅力といえるでしょう。

また、街の喧騒の中にあるカフェ文化や路地裏の屋台、活気あふれるベンタイン市場など、“現代とローカルが交差するダイナミックな都市”として、旅行者を飽きさせません。

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