
ベトナム南部 ホーチミン市
南部に位置するホーチミンは、ベトナム随一の経済発展都市です。
町の中心部には高層ビルが立ち並び、欧米をはじめとする多国籍企業、さらには日本を代表する有名企業も多数進出しており、アジアの中でも成長著しいビジネスハブとして注目を集めています。
一方で、かつてフランスの植民地だった名残も色濃く残っており、中央郵便局やサイゴン・オペラハウスといった19〜20世紀のコロニアル建築が街の随所に点在しています。
このような近代都市と歴史的建造物が共存する風景は、ホーチミンならではの魅力といえるでしょう。
また、街の喧騒の中にあるカフェ文化や路地裏の屋台、活気あふれるベンタイン市場など、“現代とローカルが交差するダイナミックな都市”として、旅行者を飽きさせません。
Ho Chi Minh City
南部現地情報
南部観光地情報
1. 統一会堂
ベトナム戦争終結の地として知られる統一会堂は、ホーチミン市1区の中心地に位置しています。1975年に終結したベトナム戦争以前、「ベトナム共和国」という国家が南ベトナムを統治しており、その当時の首都がサイゴンでした。
この統一会堂は南ベトナム政権時代の大統領の官邸として使用され、中には執務室や会議室、大統領の寝室や通信施設など当時のまま残されています。
2. サイゴン中央郵便局
19世紀末のフランス統治時代に建てられたコロニアル様式の中央郵便局は、市内ドンコイ通りの北端にある聖母マリア教会と同じエリアに位置しています。
内部はアーチ上の綺麗な天井が広がっており、奥の壁にはホーチミンの大きな肖像画が掲げられています。
中にあるお土産店でポストカードを買ってここから手紙を出す外国人旅行者も多く、日本までの切手は約200円で購入することができます。
3. グエンフエ通り
ホーチミン市内の中心地にあるメインストリートの一つで、通り沿いにはオフィスビルやデパート、レストランカフェが立ち並んでいます。
グエンフエ通りの最北端にある人民委員庁舎の前には、ベトナム建国の父であるホーチミン像が威厳を感じさせながら穏やかな人民の姿を見守るようにそびえ立っています。
週末にはイベントの開催や路面店が出店され、旅行者や現地の若者で賑う人気の歩行者天国です。
4. ベンタイン市場
ガイドブックで必ず紹介されているホーチミンの台所は、一歩中に入ると約2000軒の個人商店が混然として立ち並び、東南アジア独特のカオスな雰囲気を感じさせる人気の観光スポットです。
最近では警察の摘発もあり悪質なぼったくりは減少しましたが、店主たちは旅行者が話す言語を聞いて英語・日本・韓国語を巧みに使って観光客に相場よりも高値で押し売りをしてくるので注意が必要です。
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