【ベトナム統一50周年式典】ホーチミンで見た「愛国心」のエネルギー
- KAISEIHẢI

- 5月1日
- 読了時間: 3分
更新日:6月22日

Hello, world!
世界の皆さん、こんにちは。KAISEIWORLDです。
2025年4月30日。この日は、1975年に終結したベトナム戦争からちょうど50年。ホーチミン市の中心部は、祖国への忠誠と深い愛国心を示す市民たちの熱気であふれていました。
街が目を覚ます前に、動き出していた人たち!
午前7時、1区のバクダン埠頭から礼砲が21発響き渡り、国家統一50周年記念式典が始まりました。続く軍事パレードには、約13,000人の兵士が参加。地響きのような足音とともに行進する彼らの姿は、圧倒的でした。
式典を一目見ようと、数万人の市民が深夜から市の中心部に集結。中には、前日の夕方からシートを敷いて場所取りをしていた人たちの姿もあり、式典にかける期待の高さを感じました。
飛行機の遅延と、徒歩での中心部突入!
私はというと、29日夜23時発のハノイ〜ホーチミン便で現地入りする予定でしたが、到着は午前3時過ぎにずれ込みました。その時点で1区周辺はすでに交通規制と渋滞が始まっており、やむなく途中でタクシーを降り、徒歩で式典会場に向かうことに。
事前に連絡していたプロジェクトパートナーに場所取りをお願いしていたおかげで、なんとか間に合いました。
空を舞うヘリと戦闘機に息をのむ
礼砲が最後の一発を鳴らし終えると、トゥドゥック市方面から現れた10機のヘリコプターが、機体下部に国旗と共産党旗を掲げながら編隊飛行で登場。
その後を追うように戦闘機が上空を通過し、轟音とともにフレアを発しながらアクロバット飛行を披露。その瞬間、会場全体の熱気は最高潮に達しました。

ベトナム人の「愛国心の深さ」にふれた日

私はもともと航空機や軍事パレードにも興味があったのですが、それ以上に心を動かされたのが、市民一人ひとりの愛国心の表し方でした。
ベトナムでは普段から、街中に国旗が掲げられ、赤地に黄色い星のモチーフをあしらったTシャツや雑貨もよく見かけます。そのことからも、この国が日常的に国を大切にしていることは感じていましたが、今回の式典ではそれが爆発的なエネルギーとなって街を包んでいたように思います。
「なぜベトナムが好きなのか」に気づけた朝
この国家行事を通して「なぜ私はこんなにもベトナムに惹かれ、この国に住み続けたいと思っているのか」という問いの答えが、少しだけ見えた気がしました。
それは言葉ではうまく言い表せない、エネルギーのようなものに触れた瞬間でした。そしてそのエネルギーの中心にあったのが、ベトナム人の愛国心と、それを自由に表現できる平和な空気だったと気がついたのです。
4月30日はベトナムにとっても、そして日本人の私にとってもとても意味深い思い出となりました。
それでは、次の旅先でまた会いましょう。Good luck & safe travels from KAISEIWORLD!
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旅の続きを、ぜひ動画でもお楽しみください。
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